いじめ、いじりによる辛い記憶やネガティブ感情に苦しんでいる方へ

実はあなたは「過去の事」ではなく「今現在の事」で苦しめられています

過去の出来事によるネガティブな感情や記憶について語る時、

  • 昔の事でしょ
  • いつまでグチグチ言っているんだ

などと「常識的な人達」からお説教される事があるでしょう。

しかし、このお説教は完全に的外れです。

いじめやいじりに代表される嫌な出来事に遭遇すると、心は、あなたが極力ダメージを負わない様に「その経験」と「経験から感じた辛い感情などの心のダメージ」を切り離します。

その上でその切り離した感情部分を、あなたが普段感じない様に心の奥である潜在意識領域に押し込んでしまいます。(潜在意識に刻まれると考えて頂いても結構です)

すると普段は、その出来事やその出来事による辛さを感じる事なく過ごせるのですが、残念ながら辛い感情部分がなくなった訳ではありません。

押し込めたその部分が、特定の条件(特定の場所、時間、似たような出来事や人物に遭遇する等)によって顕在意識上に現れてきてしまうのです。

そして重要なのが、顕在意識上に上がってきた時点で、辛かったその経験をその当時と全く同じようにその人の頭の中で体験しているのです。

例えば、10歳の頃に辛い出来事を経験した男性が30歳になっても、特定の条件に遭遇すると、今まで「もう昔の事だから」と意識上で考えたり対処しようとしてきた20年の記憶を飛び越えて、頭の中では10歳の頃に戻ってしまうのですね。

ゲームで「初見殺し」と呼ばれる、初めてのプレイヤーを必ず陥れる難しい場面があります。それって「初見」だけ罠にかかって、2回目以降は上手く対処できますよね?

それと同じ様に嫌な出来事の記憶に苦しめられている方は、過去の事としてうまく対処できると思いきや、思い出している時点で、あなたの頭の中(心の中)は常に初見の状態なのです。

だから、ずっと辛い訳です。

この辛さに対処するには顕在意識上での対処ではなく、辛さの記憶が刻まれてしまっている潜在意識にアプローチするしかありません。

(そういう理屈で、いじめやいじりによって受けた心のダメージはカウンセリングでは改善していかない訳です)

尚、つらい感情は潜在意識の中に傷として刻まれてしまっている為、潜在意識優位の時(集中しかけている時や、寝る前の本来リラックスする時など)などふとした瞬間に甦ってきてしまケースも多いので、その部分についても対処が必要です。

いじめ・いじりによるトラウマ解消・推進力化アプローチ

幼少~思春期にうけた「いじめ・いじり」によるトラウマを解消していくだけでなく、人生を輝かせる“推進力”に変えていくアプローチがあります。

そのアプローチは以下のページに詳細を記載しておりますので、ご一読ください。